リアルでハイクオリティな3DCG映像制作を得意とするタニスタでは、産業用ドローンの革新的な活用により、映像制作の領域に画期的な進展をもたらす新しいサービスの提供をはじめました。「デジタルツイン」はこれまで手作業に頼っていた地形や建物の調査・計測、そして3Dモデルの作成を、RTK(リアルタイムキネマティック)の併用により、数センチレベルでの高精度な空撮を行い、取得した大量の画像を専用ソフトを用いることで、迅速かつ正確な3Dモデルデータを生成する技術です。これまで写真や図面を元に莫大な時間とコストをかけて行っていたモデリング作業から解放されるとともに、大量の建物や地形のリアルなデータを利用した映像コンテンツを短時間で制作できるため、幅広い分野での活用が見込まれます。
街をまるごと
デジタルツイン化
デジタルツインとは、現実の建物や地形を3Dモデルデータで生成し様々な用途で利用する今注目の技術です。産業用ドローンを使って大量の画像を、正確な位置情報によって撮影することで大量の3Dモデルを瞬時に生成します。この3Dモデルデータを利用して災害シミュレーションの精度を高めたり、リアルタイムで描画することで防災計画や地域住民へのプレゼンテーションの為の説得力のあるコンテンツ制作が行えます。
Digital Twin Project for the Whole Town


デジタルツイン技術によって大規模な3Dモデルが手軽に利用できるため、防災・都市計画・エンターテインメント・観光など活用範囲は大きく広がります。
街の3Dデータを活用すればこんなことも
位置情報が正確な3Dモデルを使えば、河川氾濫や津波のシミュレーションの精度が上がり、さらに具体的な防災計画の立案や地域住民への説明が行えます。
デジタルツイン×CG映像制作
視点を自由に変えながら津波の動きや避難路の状況を確認。リアルな世界で具体的な避難行動のイメージを検討することができます。
防災啓発VR



最新の技術とCG映像制作会社ならではの専門知識・クリエイティブを融合させた独自のサービスを目指します。たとえば、デジタルツインはリアルなメタバースの世界を加速させます。リアルとバーチャルがシームレスなコミュニティでは、単に3Dモデルデータを大量に配置するだけではなく、「いかに見やすく」するか、「いかに美しく」魅せるかがコンテンツの鍵となります。当社のCG映像制作技術はデジタルツインの活用フィールドを無限に広げます。
20分のド ローン撮影で、半日後にはリアルな街の3DCGが完成します。
20分

産業用ドローンを
使って撮影
半日

専用プログラムで大量の3Dモデルデータを生成
完成!

200m四方の
街が3D空間に
空撮から完成まで、街がデジタルで瞬時に完成
手作業に頼っていた地形や建物の調査・計測
多くの費用と時間がかかる
これまで
産業用ドローンの活用・RTK(リアルタイムキネマティック)の併用
これから
数cm単位の正確なデータを利用した映像コンテンツを短時間で大量に作成できる
シミュレーション精度の向上に役立つ
作成した3Dモデルデータを当社独自のARプログラムと組み合わせて、街歩きや防災訓練アプリとして展開することもできます。当社で開発した「V-AR」はGPSとgoogle社の公開するVPSプログラムとを組み合わせたマーカーレスのARサービスです。立体化された町のモデルと、カメラの画像とをリアルタイムかつ、高精度な位置情報と同期させ、3D空間上に情報やキャラクターを狙った場所に表示させることが可能です。「防災啓発」から「防災訓練」「防災教育」への展開など、各ステージごとのコンテンツ制作においてコアデータとして活用いただけます。

使用ドローン概要
機体
DJI mavic3 entertainment(産業用ドローン)
RTK
D-RTK2 High Precision GNSS Mobile Station
継続飛行可能時間
約40分
制作例
→ 飛行時間20分×2フライト
高度40mから約1000枚の4K画像を取得
→ 飛行範囲 約200m四方の住宅街 約100棟の構造物
→ 3Dモデル生成(ミドルクオリティ) 約6時間


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